執事喫茶スワロウテイル初帰宅


池袋の執事喫茶スワロウテイルに初めてご帰宅してきました…一つずつ思い出しながら書いていきます。
ちなみにこの日は旧友いかほたるちゃんと行ってきました。

いやあ、すごかった。世界観の徹底っぷり。私自身ドドドドド庶民故にめちゃくちゃ緊張して確実に挙動不審だったと思います…/(^o^)\

まずお屋敷の中へ入るとすぐに執事の方にコートをお預けしました。
BABYの赤いコートを着ていたのだけど、「クリスマスカラーなコートですね。クリスマスなど関係ない私達にとって癒やしでございます」などと言われ「やばい。とんでもないところへ来てしまった……!」と思った(笑)
そこからはフットマンにバトンタッチして、お席へのご案内や給仕などはその方にご担当いただいた。

座るときも椅子をひいてもらったり、膝掛けをかけてもらい、お手洗いに行くときも一人で席を立ってはならずフットマンに案内してもらい、戻るときも一人ではいけないという徹底っぷり……慣れなさすぎてずっとオドオドしてしまったし、私もいかほたるも桜蘭オタクなのでずっと「ここは第三音楽室かな…」とか言ってた(笑)

基本的に上記のような用事で呼びつける時はテーブルの上に置かれたベルを鳴らしてフットマンを呼ばなくてはならないらしい。間違っても居酒屋みたいに「すいませ~ん!」とか叫んじゃいけないってことだね。
飲み物が決まった段階で呼ばなきゃいけなかったんだけど、私もいかほたるもめちゃくちゃに緊張してて

はむ「え、どうする…これ使うんだよね…?」
いか「うん、そうだよね……」
はむ「君やる……?」
いか「え、いやいや、うち無理ww」
はむ「わかった、私やるわ……」
はむ「……………」
はむ「やっぱ無理wwwwwwww」
いか「wwwwwwwwwwww」

とかグダグダやってたらフットマンがスッ…と「お呼びでしょうか」と来てくれました。ほんと手間のかかるお嬢共で申し訳ない……。

途中お手洗いに行ったら他のお嬢様とすれ違う機会があったのだけど
狭い通路だったのでサッと避けたらすれ違いざまに
「チェリーガーデンですよね?」(私はその日MILKのチェリーガーデン着てた)
と尋ねられ、もう何もかも全てに対してドチャクソに緊張していたので

はむ「そそそそそうっす」
嬢「ですよね。私も持ってます。お似合いですよ(にっこり)」
はむ「ああああああありがとうございます」

みたいなコミュ障丸出しの会話をしてしまったよね……。とても所作が美しいお嬢様だったな……。何度も通ったらあのような優雅な立ち振舞いができるお嬢様になれるんだろうか。世界観への馴染めなさに席に戻ったときに軽く自己嫌悪に陥った(笑)

紅茶の種類の豊富さもここの執事喫茶の一つの売りらしく、オーソドックスなものからオリジナルブレンドまで様々ありました。私は苺とチョコレートの風味のするオリジナルブレンドにしました(名前を失念してしまった泣)


カップはロイヤル・アルバートのオールドカントリーローズ。
「お嬢様のお召し物の色にあわせて赤い薔薇のものを選びました」と。あらまぁ良くできた使用人だこと……
ちなみに少し下部が膨らんだ花瓶のようなシルエットなのは、保温性を高めるためとのこと。「実際保温されているかは疑問ですが、そういった気持ちで飲むことが大切で御座います」とご指導いただいた。

お料理はオードブルとメインの魚料理、肉料理、デザートの4つのプレートでした。どれもおいしかったです……。

お肉料理の付け合せにはマッシュポテトが使われていたのだけど、食材はさつまいもを使用していたらしい。
「本来のじゃがいもではなく、さつまいもを使用しました。庶民の料理で言うところの、酢豚とパイナップルのような感覚でございます」とのこと。なるほど、マッシュポテトとさつまいもをアウフヘーベンしたわけだ。(違う)

帰りの際には、執事の方に「そろそろ乗馬のお時間でございます」と声をかけられました。「只今馬をとっ捕まえているところですのでもう少々しましたらご乗馬できるかと存じます」と言われて笑った。みなさん時折ユーモアを交えてお話するのだけど知性を感じるのが素敵だよね。

帰りはドアマンの方に「いってらっしゃいませ」と見送られ、咄嗟に癖で「ご馳走様でした」と言ったら「何をおっしゃいますやら」と笑われて恥ずかしかった/(^o^)\そうだよね「いってきます」だよねwww
最後までお嬢様になりそこなったなwww

そんな感じで初めてのスワロウテイルでした!たのしかったー!
次回はぜひロリィタで行ってよりお嬢様気分を高めたい……!あともう少しお嬢様になりきりたいw何度か通うと色んな特典があるらしく、ちょっと気になる……!
ではでは。